【イナスト2013】第1回アルティメットドラフト杯 feat. D-Future・T 指名・チーム振り返り

先日、第一回アルティメットドラフト杯 feat. D-Future・Tの試合が全て終了し、結果が出ることとなりました。集計はこちらの記事から確認できます。

infi-nity.hatenablog.com今回の記事では、大会での自身の締めくくりとして、チームを一人一人振り返っていきます。評価基準として、5段階設けて各部分を評価していきます。原則、そのターン単独での評価になります。前の指名の影響で総合的には弱い指名になったとしても、そのターンでの行動自体が適切であればそこは高評価、となります。
なお、途中で読み飽きた人は 終わりに までスキップしてください。


下記は、実際にチームに所属した17名のキャラクターです。ただし、トレードにより
大人鬼道⇄洞面、マントジョジョ⇄シンティケーンの交換を行っています。


評価フェーズ

  • インフィ ☆0‐重罪
    会議前日、当日と体調を崩していたので代行指名をしてもらうしかない状況に追い込まれ、それも参加者の代行という、トラブルの温床になりがちな選択肢しか残されておらず、当日力果てた罪は重い。更に、会議終了後、「遅刻者は残りキャラから指名を決める」のルールに則り育成指名を変更したが、これも物議をかもし、非難の嵐となるなど散々な状態であった。これでは予選終了時に自動で敗退扱いされても文句は言えないレベルの失態であり、国内ドラフトの問題も浮き周りになった。唯一の救いとも言うべきか、報いなのか当日の抽選は勝率0割であり、かき乱さなかった点を考慮して☆0に抑える。
    ご迷惑をおかけした全ての参加者及びに、急遽代行となったみやさん、本当に申し訳ありませんでした。

 

  • 1位 T天馬×→黄名子 ☆☆☆☆


T天馬は外れてしまったが、抽選の結果なのでこれはどうしようもない。外した後で、木瀧やR天馬などが軒並み消えていた以上、パワカでありボディ補正を持つ黄名子を指名するのは、ドリブル軸を目指すうえでおかしな部分はない。前の組で醜い補正戦争があった以上、早めに獲得するのも十分理解できる。人材不足は9人会議故であり、その中での選択肢としては良好な部類。ただ、いくら黄名子がパワカとはいえ、歴代で結果を残した黄名子は3位指名などで、より強力なキャラのサポートを行っていたと考えると、物足りないのも事実ではある。が、1位の抽選で負けた時点で厳しい運ゲー要素を多分に含む大会ではあるので、これは責められない。

  • 2位 大人不動 ☆☆☆☆

ドリブル軸を組むうえで必要なのは強力な突進ドリブラーと、一貫性と数値の高いドリブラーの二種類で、不動は後者として最高級のパワーを持つ。湾田や稲葉などは使いやすいものの、古代トーブやJP綱海などには弱く、完封されるのが非常に厳しい。そこをカバーできる不動は優秀であり、真不動と比較しても替えが効かない部分も多く、一位でアタッカーを獲得していない以上これは極めて妥当な指名。風きりであることを差し引いても、エンジンとして破格の強さを誇りました。

  • 3位 大人円堂×→カモミ ☆☆

    近年はGKの価値が増しており、様々なシュートが飛び交うドラフト環境においては試合の勝敗に直結する場合も多く、そこを意識しての円堂指名。しかし、また外れたがやはり外しはどうしようもない。代わりに獲得したのはカモミだが、黄名子とカモミで上位2/3を守備に割いた時点で攻撃力がガタ落ちGKを取れない時点で守備力の恩恵が激減と全く見合っていない、という点を会議数日後に観客や他参加者から指摘される始末。指摘は完全に的を射ており、他人から不可解さを真っ先に言及される、前代未聞の指名となってしまった。後のアタッカー不足に陥る直接の原因となった明確な判断ミスであり、厳しい展開にはなったが、カモミを取る意図自体は説明を受け、結果裏目になったとはいえ、真面目に考えた上の狙いはあった点を考慮すると☆2。

  • 4位 貴志部 ☆☆☆☆☆

    しばしばゲージC、山属性の不遇でのパワーの低さが話題になるが、それでも貴重な化身ドリブラーであり、補正も揃う点も偉い優秀なキャラ。隣で介護することで、十分活躍できるタイプ。ドリブラーが多く取られてきている中で、ここを押さえたのは救い。大会では運用が難しい点も発揮されたが、周囲に問題があったパターン。

     

  • 5位 ロココ☆☆☆

     イナズマイレブン ロココの画像65点(6ページ目)|完全無料画像 ...

    大会での活躍は言うに及ばず、2チェインでSBごと破壊され続けた守護神(失笑)。SBが強ければいいが、少林や風丸では歯が立たない。このタイミングで稲葉や青銅が残っていたことを考えれば、攻撃力を補強するギリギリのタイミングであり、守備とのバランスを考えれば疑問は残る。とはいえ、ロココを取る理由も理解はでき、代行でロータスを押し付ける行為は不味いとなるのはある意味当然である(そういう逃げ・保守的な方向に自然と寄るのが代行の問題ともいえるが)。ロココロータスでは多くの風のシューターに対しては同じ結果を生むので、一見すると5位でロータスを取ったかのようにも錯覚するが、ロータスの問題は火の遠距離チェインやコヨーテなど信じられない負け筋にあり、仮にロータスだったら同じように勝ち進めていた保証もない。総合的には、GKを完全に捨てる行為が今回正解なのかは不明であるので、☆3。それはそれとして、あっさりとロココとペラペラSBを人に押し付けておきながら、代行者自身は兵頭‐少林ラインの火力を普段から散々ネガキャンしているのは聞いていて少々理解に苦しむ事象である。



  • 6位 闇風丸☆☆☆☆

    単品でも優秀なSBキャラであり、自然とよそのジャングル指名の妨害もできる。ドリブラー対策、カノンSB減衰などを担う貴重な要素持ちであり、このタイミングで残っていたら指名にいくのは妥当。結果論だが、ここで青銅も消えてしまったので、攻撃力不足が確定してしまった。また、ロココが弱すぎて風丸SBでも結局カノン2チェインに破壊される場面も発生し、期待されるほどの機能はできなかった。結局、終わりかけの守備を無理やり補強するのは至難であったが、かといって完全に捨てて落とす試合もありえること、そもそも青銅に行っても抽選でどうせ負けると考えるとやはりここでの風丸は妥当に落ち着く。

     

  • 7位 シンティ☆☆☆☆ 

    無難なSBキャラ。結局トレード放出はしたが、相手の需要を満たせるだけの性能は備えており、違った形で勝利に貢献したと言える。

  • 8位 マーク☆☆☆☆

    流石にドリブルが弱すぎると思ったのか、S+ドリブルを補強。大人不動との組み合わせは難しいものの、トーブや風丸への刺さりは目を見張り、下剋上に大きく貢献できるキャラであることは違いない。しかし、トーブ風丸側も対策する場合は多く、太陽やゴッカ、ダンデなどですらストッパーになってしまい、それが重くなる。結局、無対策の相手でないと無双は厳しい、要はこのキャラ自体が難しい性能をしている。指名意図自体は明確で、予想順位も不明瞭故ここで押さえたのは大きい。ただし、一般的なケースでは、真っ当な大人不動+突進ドリブル2体のチームの場合、不動専任で組んだ方がまとまりはよいことが多い。

  • 9位 影山☆☆☆☆

    駿河屋 -<中古>IG-05 003/068 [FR] : 影山輝(イナズマイレブン ...

    本当にギリギリの数値の突進ドリブラーだが、これまでに取り損ねてきたのでここでの指名は妥当というしかなく、これ自体は☆4。チェインチームのMFとしては超優秀だが、FWに置くとJP佐久間、壁山、太陽、アスタにすら止められるなど綻びが目立つ。火力の低さでは青山も挙がるが、彼はゲージS、ブロック技の価値などにより腐りにくく、またJP佐久間には勝てる点もあることから使いやすい。青山と同じく、コンビニSB軍団をカモにすることには長けているが、そうしたチームと戦うシーンが少なく、苦戦を強いられた。最終的に、ベンチに置かれる試合が半分近くあったことも、このチームの欠陥を示す分かりやすい事例であろう。

  • 10位 雷少林☆☆☆☆☆

    サスガティック草壁 on Twitter: "よっしゃぁ‼イナイレトレンド ...

    お手軽SBで最終ラインを固める場合、セインやドラゴに隙を見せることが多いのがドラフト環境でよくあるパターンだが、シンジャミや少林はそれを回避できる。少林の場合は染岡や涼野への減衰も最大値を取れるので、地味ながらドラフト環境での貴重なパーツである。これを確保したのはナイスプレイで、☆5。しかし、やはりというべきか、少林をもってしても毎度のごとく破壊されるGKをみて夢も希望もなかった大会であった。(ベスト3までの戦いで遭遇せずに済んだので耐えた)

  • 11位 ウィンディ☆☆☆☆

    風丸、シンティ、マーク、ウィンディと懐かしいメンツが集まっているが、ウィンディに関しては前回の時も出番を選びまくったので、こいつをスタメンに固定してしまうチームでは、必然的に弱さを露呈し続けることになる。後にトレードでジョジョを獲得し、LV2技で止まる恥は取り除くことができたが、結果としてこのキャラは2戦ほどしか出番がなかった。殴り合いが活きるようなパターンもなく、この大会では恵まれなかった。ただ、ドリブルブロック突進ゲージAを備えるキャラは決して多くなく、この段階でのウィンディの獲得は至極真っ当なので、活躍量に対して評価自体は☆4。

  • 12位 ドラッヘ ☆☆☆☆☆

    イナスト2013】ドラフト杯 会議当日の振り返り - 渡り出せない ...

    ドリブルチームにおいても、殴り合いで有利に進める選択肢として、ガード振り分けの択を持つことは有用であり、実際予選での活躍で株を高めた。本人の性能も比較的使いやすいガード4持ちであり、少ない出番ながら確実に仕事をこなした。何より、今大会でのトレードシステムを見据えると、トレードの材料になりやすいキャラは価値があり、それを見越せる点でも優秀な指名。本戦ではチェインばかりが勝ち進んだため、出番はなかったが、構築の補助として欠かせない役割を担っていた。

  • 13位 初期鬼道 ☆☆☆☆

    突然の荒らし行為の被害を真正面から受けた結果、とんでもないキャラをつかまされ、この大会の恐ろしさを味わった。後のトレードで一件落着しているとはいえ、不当な取引や、何よりこれ以上の妨害を防ぐ意味で必要な犠牲であり、冷静にこのキャラを受け入れていた点は評価に値する。言うまでもないが、一度もベンチ入りしていない。

  • 14位 クララ ☆☆☆

    クララ (@kurara_3) / Twitter

    トレードの材料にもなれ、チームでガード8を完成させることができるのがメリット。クララ、ドラッヘ投入の盤面は貧弱極まりないが、手札に持っていることの重要性はあり、有効に働きうる相手も確かにいた。出場数は0で、実戦での活躍量は不明に終わり、代替キャラを取るべきか判断はしづらく☆3。ただ、既にマークやドラッヘなどベンチ起用濃厚なキャラ、フル出場が難しい黄名子が所属するうえで、さらにベンチキャラを増やすのはやりくりに怪しい部分もある。

  • 15位ケーン ☆☆

    イナズマイレブン124話 頂上決戦!リトルギガント 後編 感想 ...

    ドラフトでの対戦においては、属性が偏ったチーム相手への裏択として活躍できる可能性があるものの、非常にリスクが高く、無理に林GKを取る必要がないというのは通説。このターンでまだ指名されていなかったジョジョや、のちの育成指名やり直しでとったキャラのことを考えると、極めてピンポイントな出番しか予想されないこのキャラを率先して取るのは疑問の選択であった。それどころか、「リトルギガントGK完成など呑気に宣う」「コメント欄に指名誘導の証拠が残っている」「移籍先で思い出起用扱いされる」など明らかに異常な要素が目立ち(移籍先では罠カードとして起用されていたので同列扱いするほどではない)

    懐疑的にならざるを得ない指名であった。一応、刺さった時のリターン自体は無視できないこともあることを考慮しても、☆2。

  • 16位洞面 ☆☆☆☆☆(キヤラさん ☆∞

    洞面 秀一郎 (@hitobito005) / Twitter

    起死回生の一手であり、大人鬼道獲得に大きく前進したファインプレー。それにしても、前組で鬼道を単品で獲得したキヤラさんに関しては、最早神の一手級である。どこまで未来を見ていたというのか。

  • 育成指名(旧)龍崎 ☆

龍崎皇児 (@ryuzaki_o_bot) / Twitter

獲得理由は、案の定というべきかT天馬の王剣対策。確かに黄名子カモミでカバーしきれない部分ではあるが、相打ち止まりでしかないゲージCで永続を対策とは、壁山VS木瀧に目をつける中級者でもやらない期待、と断ずる他ないのではないか。これだけなら☆2で済むが、チーム編成にとんでもない問題を抱えており、鬼道洞面のトレード終了時点で、中盤は鬼道カモミウィンディ@1であり、黄名子がフル出場しない場合のボランチ枠に追加でキャラが必要となる。ここでベンチを見ると、マーク、クララ、ドラッヘ、龍崎となり、スタメンボランチで龍崎が刺さらないとなると、ドラッヘがスタメンになってしまう。ここまでくると明らかな欠陥構築である。実際普段の指名光景でのメモや戦略、指名図の作成、長考の頻度などと比較して今回の代行を振り返ると、全力代行を謳いながらこの結末は、代行依頼の自己責任とはいえ、明確に物申したい部分となってしまう。上位での抽選負け由来の事故などは結果として割り切れるが、上述の問題が露呈する形になったのは残念であり、☆1。

 

 

本会議終了後に獲得したキャラ

  • 大人鬼道 
    腐ってもボディSキラフィが使え、中盤のコントロールに貢献した。が、どうしても肝心な場面で貯まってないことも起きるキャラで、最後はそこも響いたように思う。

  • マント
    交換相手のシンティの劣化になりがちだが、カノン減衰、天馬後出し突破、スピードS、稲葉と相打ちなど要所で光る部分がある。3年ぶりのセンターバック起用に応え、見事ロココがSB込みで止めてくれた。

  • ジョジョ
    シンティを捧げて得たキャラ。チームに足りなかった妨害要素、突進などを穴埋めした功労者。9割がたスタメンだったと思う。

  • パンドラ
    批判が続出するほどクリティカルな指名。鬼道を抱える都合、中盤にもSBを構える重要性が高く、必須級の補強になった。ただし、火力減衰はギリギリである。

 

終わりに

負けた直後に原稿をおおよそ書いたので厳しい発言もありますが、何大会ぶりかの復帰は、確かに楽しい時間を過ごせました。共に今大会を成功させた主催・運営・設定担当に加え、円滑な進行等各場面でご協力いただいた各参加者の方々もありがとうございました。そして、復帰大会を棄権で終わらせず救ってくださった代行のみやさん、ありがとうございました。チーム自体はどうしても愛着を持てず、使いにくさに延々萎えてましたが、プレイヤーとしても関わることができたのは、運営専門とは違う楽しさを思い出しました。第4回のアレ、今回の代行と来て次こそはうまくまとめられることを期待・応援しております。