【イナスト2013】 ドラフト杯 振り返り 最終編 #3

今回は予選四試合目、マンソンさんとの戦いから振り返っていきます。

f:id:Infi:20200131045348j:plain

 

4試合目 VS マンソンさん

f:id:Infi:20200306180513j:plain

 ドラフト1位、2位でラベン・ダンデのハイデュプリを指名したマンソンさんとの対決です。この二体が持つ能力の高さは自明であり、環境でも戦えるくらいのパワーがあります。これらのエースへの対策は必至のこのカードですが、事前考察ではやや有利~有利と考えていました。というのも、相手の攻撃陣に対し有利に立ち回りやすいからです。ラベン・ダンデは確かに強力な選手ですが、そこにジャングル風丸が強く出られます。先出しすれば相手のキャラを全て止めてしまいます。ダンデの方は、綱海も相打ちに持ち込めますし、いずれにしてもオールデリートの範囲の狭さを考えれば、削りによる誤魔化しもできそうです。

 相手の他のオフェンス陣ですが、錦の場合も風ジャングルの圧力があるので、ある程度抑えが利きます。永続ゲージの分、貴志部よりは通されやすいですが、代わりに回数制限があるので永遠に無双されることはほぼなさそうです。コヨーテやシュラの横スマも、円堂の火力とジャングル軍団を持ってすれば脅威ではないと考えました。ヒロトもいますがメイズにしても、初戦のシュウと同じく、カモミと風丸がなんとかしてくれる上、最悪技を通されてもバンジースラストの範囲は更に狭いので、見てから対処もできなくはないです。

 一方、相手の守備陣には、厄介なキャラが一人います。ゴッカです。

               f:id:Infi:20200306180924j:plain

  前回マルコがこちらのチームに刺さっていたように、山属性のブロック技はこちらの苦手となっています。しかもLv3技なので火力が更に上がっており、先出しされるとカモミ以外誰一人として突破することはできません。ウィンディは属性完全有利を取っているにも関わらず、ボディBのため相打ち止まりという体たらくです。この宇宙最強のダブルディフェンスの片割れを、いかに立ち回りの中で攻略できるかが勝利への鍵となります。

 また、まけにとさんとの試合でサンがストッパーとして厳しいのと同様に、メイズの守備にも警戒が必要でした。まあ、マグネットドローはサークルが小さいのでテクニックアクションで逃げられなくもないですが。

 今回は、二戦目と同様にFW青山ウィンディでいくことにしました。しかし二戦目と違うところは、ゴッカ以外のところからも攻略できることです。青山はゴッカとダンデ以外は全て起点にでき、井出はゴッカ以外は全て起点です。ウィンディも相手のパンドラやウィーズ・ベント辺りを起点にできるため動かしやすいです。

 中盤は今までと同じ理由で、サイドに浪川を置きます。カモミもボランチ固定です。相手がドリブル軸であることから、カモミを最終ラインに置くことでダンデ対策にはなりますが、結局ラベンや錦には起点にされますし、中盤に置いて攻守でメイズやダンデの対策を担ってもらうことにします。削り特化でもDFの佐久間は仕事できますし、メフィストとか一応止めます。もう一方のサイドは安定の速水です。ボランチのもう一つの枠は護巻にしました。錦が来た場合の抑止力には一応なります。後はコヨーテ・シュラ・パンドラ・ウィーズ・ベント辺りを突破できます。浪川も同様です。DFとGKはいつも通りです。

 

試合 ○
前半2-0
後半3-2 計5-2

 キックオフ。直後、相手のFWにベント。!? これが†メタゲームか。ベントvs.ウィンディ、世界への挑戦満載の戦いがスタートです。

               f:id:Infi:20200307014115j:plain

 試合はウィンディと青山を軸に攻めたて、2得点に成功しました。相手はFWにベントを置いたため、ダンデをボランチに起用して青山を対策しにきました。これを井出でスイープ→青山につなぐ、のムーブができたので、上手く補完が取れていました。前半ラベンに攻め込まれるも、風丸をはじめとするジャングルに救われました。

 後半はガード8振りしました。相手も対抗してボディ8振りし、温存していた錦を投入してきました。後半、こちらの攻撃をしのがれた後の相手ターン、相手はドリブル技を発動し、単体を仕掛けてきました。これにスライディングを合わせるも、連続突進の後隙キャンセルの直後に当ててしまい、半無敵状態を利用されてスライディングを無力化、一点差になってしまいました。

 ここからもう一度攻められるも、偶発のパスカットから青山で切り込み、三点目を決める。その後もトライアングルを中心に攻め込み、五点を取る。超ジャンプで一点返されるも、詰め切って勝利。最後はディオのメガクエイクで締める感動をもって予選抜け(4位以上)はとりあえず確定。井出と青山は過労死しました。

 

MVP:井出

f:id:Infi:20200308032430j:plain

 ゴッカ以外にガン刺さりなのはもちろん、トップ下で何度も超ジャンプの得点に貢献。TP20くらいしか残ってませんでした。ガード4持ってるので、ドリブルの通りがいいときは事実上、攻守ともにトップクラスに貢献できるのが偉い。ボディ4持ってる黄名子と似たような理論。

 -------------------------------------------------------------------------------------------------

5試合目 VS ダンデマニアさん

f:id:Infi:20200307024203j:plainf:id:Infi:20200307024524j:plain

 予選最終試合です。予選抜け確定とはいえ、上位二位通過できるかできないかで話ががらりと変わってしまいますから、当然最後まで気を抜くわけにはいきません。これが予選全体の最後の試合でもあるわけですから、相手も全力で向かってきます。こちらも全力をぶつけましょう。

 事前考察ですが、互角有利と踏んでいました。相手の主軸の木瀧とマークですが、カモミのおかげで対応できます。突進ドリブラーの御門にも余裕で勝ててしまうので、怖いのは風切りのオキッドとゲージ遅い林音くらいのものです。こいつらはジャングル組に任せればいいので、有利対面維持すればいけそうです。これだけやって互角なのは、木瀧マークの攻撃力の高さと、プレイヤー自身の単体突進のテクニックが脅威であること、こちらの攻撃陣への対策がいくらかあり、一筋縄ではいかないこと辺りを考慮した場合です。

 相手の守備に関しては、相変わらず林ブロック技がきついので、シャドウの誤魔化しが必要なのと、ゲージの速いジニアス、火力機動力に優れるチューリはゴッカより遥かに重いので、実際一筋縄ではいきません。しかし円堂の格言にもあったように、それなら二筋縄、三筋縄でいけばいいのです。相手のGKはポセイドンであり、大きな弱点となっています。そこに対し浪川のようなシューターを当てていくわけですが、同じような弱点を抱えていた稲森as人さんのチームと違い、それをカバーするDF陣はヘパイスや塔子のようなドリブルの餌です。ドリブルを対策しようと最終ラインをチューリやジニアスで固めればSBが足りず、逆にSBを最終ラインに固めれば青山ウィンディ井出で無双することができそうです。

 まあ、浪川で3点も4点も取るのは誰が考えても厳しいので、ノマシュ対策されたらダメなのでは?ともなりそうですが、マルコ佐久間の時よりは付け入る隙はあったので、自分でどうにかするしかないという結論に至りました。チューリはゲージ遅いところからどうにかします。ジニアスは厄介ですが、ゴッカより火力が低く、ウィンディで後出し突破可能なのが攻略の鍵です。それどころか、浪川の風神の舞でも一方的に勝てます(速水なら相打ち)。SB駒相手だと塔子・ヘパイスは勿論、オキッドや属性不利のヘルメスでも悠々突破します。本当にシャドウくらいのものです。これだけ色々用意してれば前述の必殺シュートの択も合わせていい勝負ができそうです。

 以上から、今回も青山ウィンディの2トップでいきます。トップ下の井出もいつも通り確定です。彼はジニアスと一応相打ちなので、上手く利用していきたいです。ちなみに今回は相手の対策が二通り程想定されること、前線の補完キャラが読みにくいことから、相手の布陣の決め打ちはしていません。全対応を強く意識します。

 中盤は、サイドには刺さってる浪川速水で。先にDFですが、刺さってるカモミセンターバックに構えさせ、脇を大人風丸綱海で固めることで対抗します。メタゲーム特有のDFにSBなしです。まあ必殺シュートで怖いのは御門くらいですし、これは円堂が止めることや、こちらが有利を取れているジャングルがどうにかすることを期待すれば、割とどうとでもなりそうと思いました。サイドの速水の削りや、ワンチャン浪川のバレットも期待できるので、相手目線からは御門軸の展開をするには嫌な陣形でしょう。

 ボランチは、今回の作戦の為にカモミとスイッチでJ佐久間を持ってきます。オキッドくらいは止めてくれます。もう一枠は再び護巻です。浪川の風神の舞の刺さりが良いので、当然こいつの風神の舞も刺さりがいいわけです。ジニアスがボランチに置かれる可能性もありますし、対策駒を増やせるのは頼もしいです。更に、ポセイドンには護巻の化身で🗡チェックメイト🗡できます。河川敷でキャッチSポセイドン相手に11発以上、サイドの位置から叩き込みましたが全て突破したので、これなら存分に使えます。後は御門を止めることもできるので置いといて困らないでしょう。また、申し訳程度ながら、バニシングカットのセットを考慮させれば林音への圧力になります。流石に考慮されない気もしますが。というわけで対戦相手には浪川護巻に存分におびえてもらいましょう。

 

試合 ○
前半0-3
後半1-2 計1-5

 相手はF-デスゾーンでサイドのシュートを対策し、中央にジニアス、チューリらを配置しドリブルを対策してきました。これはウィンディでいなしながら、青山で崩すしかありません。相手は守備よりの陣形なので、こちらはボールを上手く途中で止めながら、攻撃の試行回数を増やすのがよさげです。ただ、FWに置かれたマークは気になるところです。トップ下配置と予想していたので。

 開幕青山で奥サイドから一点決めました。このキャラは強い。相手は、FWマークで風切りによるロングパス通し→木瀧の流れでこちらを崩しに来ます。対応に遅れるも、ミスに救われます。その後は御門を護巻で足止めしたり、速水で上手く引っ掻き回したりして相手のペースにさせず、こちらは井出でジニアスと相打ちにしてから青山を通すプレイや、サイドのSB駒を起点に超ジャンプを通すムーブで前半で合計3得点に成功しました。

 後半G8とB8で無補正バトル。護巻→ディオ以外は変更なし。流石にガード全振りしないときついのでこれはやむなし。しばらくは有利に進め、得点チャンスを作るも、単体を試さずにスルーパス突進で決めようとしたところをカウンターされ、安易なパスミスも重なり1点失います。リスタートして、再び攻め立てるもヒーロータイム発動から木瀧の中盤4人巻き込みによるカウンターを喰らい、連続攻撃の準備も整えられてしまいます。カモミがゲージ溜まっている状態で構えているので安心、と思いきや相手は林音にバックパス、カモミ突破可能状態を作ってきます。これで更にピンチになりましたが、後ろから大人風丸がディープジャングルのサークルでメロディウェイブをはじいてくれました。神キャラ。ここで流れを取り戻し、この試合二度目の天皇ノマシュにより試合を決めるゴール。最後はウィンディで単体して5点目。結果的に大差で勝てたが、”自分たちから流れを手放すこと”の怖さを学びました。あわや1点差まで迫られていてもおかしくなかった。一応相手の対策を真正面から、正々堂々、まともにやりあって破ることができたのでよかったです。予選最終戦を勝利で飾れました。無事1位通過です。

MVP:カモミ

f:id:Infi:20200308050815p:plainf:id:Infi:20200308050704j:plain

 ハイデュプリの画像不足はイナストブロガー共通の悩み。

とにかくぶっささりのキャラ。刺さりすぎていることから、相手の対策も考慮して動けたのは良かった。対策の対策の対策、までは相手視点厳しいという道理があるので。他の試合でも、中盤に置いていて、攻守のコマンドバトルで軒並み有利になれる以上、編成のしやすさがあり非常に便利です。何より相手への中盤での圧力が凄まじく、こちらが考えてる以上に貢献してくれていることでしょう。

-------------------------------------------------------------------------------------------------

予選総まとめ

4勝1敗で1位通過。全試合一人配信が疲れました。自分が悪いのですけど。

 細かい操作を要求される部分でミスが増えるのはある程度しょうがないにしても、全体を通して、どうしても気になるところもありました。ヒーロートラップに何度もかかったり、四試合目以降の2点差くらいでリードしている、余裕がある盤面で何度も単体ミスったりしてるのは流石に笑えません。早くトドメをさせなかったことで、どちらも希望を与えてしまいました。

 別にプレミしまくったわけではないと思うのですが、ジャングル組も相当強い方を取ってかつカモミまでいるのに予選10失点とは。恐るべきブロック。

 予選が考察量一番多かったです。普段はあまり想定しないコマンドバトルも、可能な限りは検証して臨んだので、本当に大変でした。一番大変なのはポセイドンvs.護巻の検証で、おでん使ったりスルーパス出したりで何発も無理やり打ちました。非常に虚無感溢れましたが、刺さっていることを確信していたこと、自分がこんなことしてる一方で対戦相手も皆護巻を恐れ、同じように検証してるという勝手な設定を生み出したことから、どうにか乗り越えました。

------------------------------------------------------------------------------

予選は終了。でもまだ終わらない(;;)