【イナスト2013】第三回ドラフト杯 振り返り 最終編 ☆~爆走5連星~★

この記事は【イナスト2013】第三回ドラフト杯 敗者側編振り返り #3 - 無限の零 (hatenablog.com)の続きであり、一か月以上かけた振り返りの最終回となります。


 決勝の対戦相手は、前回優勝者であり、今大会も快調に勝ちを重ねているマンソンさんです。今大会では本戦1回戦で当たるも、その時は力負けして敗者側に叩きおとされ、そこから地獄の5試合を勝って、何とか再挑戦のチャンスを掴むに至りました。本当に長かった。
 片や、マンソンさんはあの試合の後はというと、今大会で4位、3位が確定した者たちを勝者側トーナメントで下して早々に決勝進出を確定させていました。こちらは3位決定戦からずっと連戦であり、疲労もありますが、最後の戦いを存分に楽しんでいきたいところ。

注)この記事は遊戯王ネタ、黒子のバスケネタを過剰に含みます

 

再戦・事前の作戦

 何も用意できてなかった。前回の対戦で用意した陣形の亜種程度しか備えておらず、DFマルコという奇策を二度もやるしかないか、ボランチをマルコマーガルでお茶を濁すか、ぐらい。正直な話、ここまで勝ったことに自分が一番驚いている、みたいなところはあったので、試合前の準備をしていることこそが不測の事態、と言えるレベル。

 勿論、全く対戦を想定していなかったわけではないですが、この決勝はダブルイリミネーション制の関係上、こちらは二勝しなければなりません。仮に前と似たような作戦を使い、多少上振れがあったとしても、二勝を計算するのは難しいです。元々の相性は不利なので、何か、インパクトある策がなければ同じような負け筋が常につきまとい、不利をひっくり返すことはできない、と思いました。ここで、本戦開始前、「もし、何かの間違いで再試合が発生したら、その内容によっては”あの陣形”を使おう」と冗談半分で考えていたことを思い出しました。と、いうことで

 

「五つ星モンスター(キラーフィールズ)を生贄に捧げ、チェイン妨害5兄弟を召喚!」

 

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かつて風予選のマンソンVSラウレ戦で発動された奇襲、F-スーパー☆5を蘇らせよう、ということに。しかし、当然実戦で使った経験もほとんどなく、挙動や立ち回りの知識もないのでどうしようか、となったので、ひとまず本家であるラウレさんが組んだ陣形を参考にして、組むことに。

 

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参考元の選手と役割が似るように配置した。

 湾田   → 木瀧     中央の突進ドリブラー。天馬は通りが悪い。
カモミ  → マーガル   御門の起点作りを防ぐ。
一乃   → DE風丸    御門止められる&高火力SB+広範囲ドリブル
速水   → ウィンディ  汎用的サイドFW
少林   → マント    中央のSB要員

最終ラインはマルコシンティを並べることで豪炎寺、御門、染岡に対応できるようにする。 またDFマルコをせざるを得ないので、前に剣城を置いて誤魔化す。サイドFWのもう一枠は無難に強い天馬を置き、青山を中盤の運び屋として起用。自陣に味方が少なくなる関係上、ドリブル技を雑に使って前に進めるキャラは1人中盤に欲しかった。

チェインは前線5兄弟で無理矢理封じて、最終ラインにマルコを置いてノマシュを凌ぐ。無謀な作戦にも見えますが、一試合目の様子から察するにF-ミドルブロックで両対応するのは限界があるので、極端な作戦に賭けるべきと考えました。



 

お相手のスタメン

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前回と違い、御門がFWに配置され、両刀の色が強めになった。改めて見ると、サイド信助グランって中々の奇策ですよね。自分の奇策で動揺を打ち消すという効果も、今思えばあったかもしれない。

 

前半

フィールドおまかせを選んだ結果、あのオーガスタジアムが選ばれるという奇跡。

あまり言語化できないのですが、極限のリラックス状態に到達し、非常に軽やかにリモコンのボタンを押す指が動いていた記憶があります。ゲームスピードも尋常でないほど速く、次々にドリブル・パスで目まぐるしくボールが動き、相手の動きに合わせてキャラ切り替え、調整、移動を高速で繰り返しているうちに前半が終了。

動きをあえて例えるなら、この対決。

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後半

相手はF超★5を見ているので、ドリブルでの崩しに意識が強く向くと踏んで、ミドルブロックに戻す。何より、点が取れなければ勝てないので、攻撃のカードを使う上で前半のフォーメーションと相性が悪い。この融通の利かなさが、やはり運用の上で難しいところ。

 

5体のモンスターを融合させ、新たなモンスター(イカロス)を召喚!オレイカルコスの結界(F-ミドルブロック)の効果により後衛にモンスターを置けるようになり、キラフィ組を召喚!再合体(ラーメンとキャンディ)を使い、イカロスの攻撃力をアップさせる!

遊戯王】儀式する以外に1軸でサクリボーをリリースする手段がないな ...ガイアフォース 遊戯王

遊戯王DM ドーマ編 闇遊戯VSラフェール より

 

DFをいつもの3人に戻し、トーブ(MIX)佐久間ジニアスに強い不動をFWに。みやさんとの試合のように、突破対象を重視して風切り2体編成。一方、お相手は染岡の配置を入れ替えたので、マントと染岡がかち合うことに。

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 後半も同じようなペースで進み、後半20分過ぎても0-0。終焉守備陣とかつて馬鹿にされていた集団が、必死に耐え、ついにマークで崩して単体を決める。何とか逃げ切り、ギリギリで1勝。なんと第二ラウンドまでもつれこむ事態に。

 

MVP マント 

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スピードSとワンダートラップ耐性を毎回のように評価されてる人。本戦以降、約一ヶ月間一度も旋風陣を発動していない、という凄惨たる状況から一転、この日は毎試合発動、この試合では単体寸前で止める、染岡のゲージ速度に自力で付いていくなど大地ばりの活躍を果たし、無失点に大貢献してくれた。

 

 

 

二戦目

 これで互いに実質一勝の状態、次で決着が着きます。ひとまずインターバルを迎えたので、作戦タイム。先程の試合、前半を無失点に凌ぐことはできたため、超★5で続投することは決めていましたが、相手に悟られないようインターバルはフルに使うという番外戦術を取りながらスタメン変更。

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相手のGKはここまで2戦とも立向居だったので、菊一文字を狙えるようFWに剣城を置き、天馬をMFに下げる。後は気分で左右変えたり。

 

試合開始 

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相手は江島をDF起用。なお、後攻なのでオーガスタジアムにはならなかった。

敗者側準決勝から観戦なくもう5連戦目だが、序盤から5TOPで飛ばしていく。前半、センタリングからSRSを発動させ、1-0。

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FWに置いたマーガルの身長の高さを活かし、先制。その後も中盤でボールを奪い、ウィンディで起点を作り、サイドにロングパスを散らして、剣城を空中ミキシさせ、そのまま菊一文字を放つ。トーブのジャングルをかいくぐり、見事な横スマで2-0。

 

しかし相手も負けておらず、染岡とマルコがかち合っていることを利用し、そのサイドから切り込む。こちらの対策の剣城はSB用に下がって待機するしかないので、相手は悠々とサイド奥深くまで侵入できる。そこからセンタリングでこちらの陣形を乱し、ドリブルで全壊させて一点を返される。それ以外は五連星が機能し、前半は2-1で折り返し。余談ですが、前半終了間際、トーブがドリブル技で剣城を潰しに来てて笑いました。林GK使いにはよくあること。

 

後半

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先程の試合は、サイドの柔道(14)さんの所からチェインを狙われていたため、ボランチに移動。その他はあまり変化なし。

 

結果 色々あったけど2-3で負け

 

反省

↓お相手の無双状態のセイン

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  • とにかくセインを始めとしたドリブルに耐性が限界を迎えた
    →マーガルを入れていれば止められたが、マークにキャンディを与える采配上厳しかった

  • 相手の守備がやはり堅かった上、最終ラインを修正された
    →前線が江島で全員止められる。
    天馬を前線に上げるかの択ではあるが、一回戦では失敗しているし、そもそも綱海佐久間で固められるので、どこに行こうが動きづらい。

  • 流石に最後まで対応が続かなかった
    →二点目を後ろで防げていたらワンチャンスくらいはあったかも。ただ、結局ドリブルが辛いのは変わらず、無失点で終われず、かつ追加点を奪えそうにない盤面だったので良くて再試合。その場合でも、再戦すればするほど不利になるのがこちらなのは明らか。

 

この試合、そもそもお相手のチームに安定して勝つ方法があるとすれば、前半でリードを奪って、後半ガードミラーにして泥仕合にして逃げ切ることだと思います。そうすれば、風丸やシンティ、マルコが鉄壁になり、チェインを撃とうにも超★5により完封も現実的になります。キモロでもいいから欲しかったレベル。
まあ、問題はそんなことができるチームがこの大会に存在しなかったことです。まともな守備力を持つチームは凶悪な守備陣を崩せず、攻撃特化しようものなら限界守備を余儀なくされることになりがちです。現に、お相手のチームに何とか勝てたチームはいずれも前のめりな構築であり、限界守備をあの手この手で誤魔化す奇策を使っていました。(それでも、GK立向居やボディ切りのチームで挑むよりはマシだと思いますが。)やはり、16人でやりくりすることは難しく、結局強いチームは対応幅が広いという当たり前の話に落ち着きそうです。

 決勝の舞台に行けたので、それに恥じない戦いができたらという想いはありましたが、采配でふざけて臨んだにも関わらず、想像以上の大激戦を繰り広げることができました。この二試合、なんと15人もの選手が出場しており、まさに総力戦だったことが伺えます。歪んた配置、大幅な作戦変更により青山でさえもベンチに下げざるをえないなど、限界采配なところもありましたが、やることはやった、と言えそうです。ここに来るまでも含めて、普段やらないような奇策だらけでしたが、今度こ手応えを感じました。何より、極限下での集中した対戦というのは、長いプレイ歴においても中々経験できることでもなく、貴重な時間でした。改めまして、対戦相手の皆様、ありがとうございました。

 

 

敢闘選手賞 みんな

 

予選で一度負傷したものの、勝ち試合フル回転が当たり前だったキャプテン天馬、ドリブルを暴力にしていた青山、完全に八つ当たりで嫌がらせの為だけに取ったけど出番では常に仕事した剣城、みやさんに勝つために必要だった

声優さんが同じな風丸・シンティ・マルコに亜種のウィンディを加えた風丸4兄弟。
限界守備の象徴ながらも堅実に仕事するシンティ、豪炎寺や青山を止め、チームの救世主と化したマルコ
五連星の要でもあり、FW・MF・DF全てをこなした風丸
お遊び下位指名出身だが、持ち前のユーティリティ性でFW・ボランチサイドハーフをこなしたウィンディ

中央から崩しに行ける風切りドリブラー鬼道不動マーク。属性もゲージもバラバラであり、相手に合わせて選出、対応していった。陣形を考える時、融通の利かなさが欠点なのは共通していた。


エースDFとして、時にボランチとして並のドリブル技は属性不利を物ともせず止めてくれるマーガル。毎回贔屓指名と言われながらも、大会後に評価を覆すマント。(少林のほうがいいです。)実は16位でも取れる説。

 

環境にはメタが多いものの、一位指名の名に恥じず全試合FWスタメンの木瀧
無駄な負け筋が少なく、非常に頼れる守護神円堂。染岡のシュートを止めたのは最高の活躍。
補正要員として支えながら最低限をこなすヘルメス

 

使っていて非常に精神に優しくなく、とても人にお勧めできるものではありませんが、もともと好きなキャラも多くとても楽しいチームでした。攻撃面でもずば抜けてエースというキャラはおらず、守備に至ってはもってのほかである分、逆に全員が活躍していて、一人も欠かせなかったと思います。

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最後に、全員の試合出場数を記録して終わりにしたいと思います。途中を考えなければ半分以上の試合で出番があったキャラが多いです。

 

天馬(11/11)
木瀧(11/11)
青山 (10/11) 途中交代2回
円堂 (9/11) 
風丸 (10.5/11) 途中交代1回
不動 (9/11)  途中出場2回 
ヘルメス(5/11) 途中出場10回
シンティ(10/11) 途中交代2回
マーガル(9/11) 途中交代4回
剣城(3/11) 途中交代5回 途中出場1回
マルコ(6/11) 途中交代4回 
マーク(3.5/11) 途中出場2回 途中交代1回
マント(10.5/11) 途中交代1回
ウィンディ(3/11) 途中出場4回 途中交代2回
鬼道 (9/11)  途中出場2回 
葵(2/11) 

 

ありがとうドラフトイレブン。

今大会で参加・応援してくれた皆さま、ここまで長い連載記事を読んでくれた方々、ありがとうございました。