【ポケモン剣盾】S23 2322位 1765 †蒼炎の奇跡†
こんにちは。インフィです。自分は普段はポケモン対戦に関してはマスボ級放置のエンジョイ勢であるのですが、ダイマックスなし環境も最後で、この環境ならではの使えそうなポケモンを活躍させたいということ10月末から育成と対戦をそこそこにこなしていました。今まではダブルバトルやシングルの大会くらいしか継続した対戦はやっていなかったのですが、シングルレートでの自己成績を更新することができたので、記録として当ブログに残しておきます。
使用パーティ
コンセプトは
- アタッカーと詰ませ要素ははっきり分ける
決して経験値が高いわけではないので、剣舞ザシアンのように積みと殴りを使い分ける戦い方はミスの元となりそうだったので、アタッカーは殴りに集中させ、補助型は補助特化、積ポケは積前提のような型にしてやることを分かりやすくした。 - 確率勝負を一方的に押し付けられるのは避ける
ザシアン最強時代、炎の体や静電気が跋扈する中、リスクを完全に回避するのは難しい。ならば、こちらも他で確率勝負できるカードは持っておきたかった。 - 非ダイマックスならではの作戦を使う
非接触・必中のダイマックス技が無いので、それらに押さえつけられていた戦術を使ういい機会と考えた。 - 好きなポケモン1匹入れる
普段はそこまで対戦をやりこんでいない関係上、モチベーション向上の要素はそれなりに重要と考えた。
以上から、最終的にはザシアンをエースに、好きなポケモンであるシャンデラを添えて、回避戦法をとることに決定した。
配分紹介
ザシアン @朽ちた剣
技 王の剣巨獣斬/じゃれつく/ワイルドボルト/電光石火
性格:意地っ張り
ステータス:197(236)-244(252+)-135-**-136(4)-170(12)
H: 耐久効率的になるべく高く
A: 数値重視して特化
D: dl調整(努力値4余り)
S: 最速ガブリアス抜き
蒼の要素、A特化ザシアン。火力が凄まじく、カバルドンやサンダーの受けだしすら安定させないことに魅力を感じて採用。カバルドンは一度も見なかったが。
火力の高さからして、一致技の採用は確定。ドヒドイデ、ホウオウ、レヒレなどを突破しやすいワイルドボルトも採用。
電光石火は痒い所に手が届き、高速ポケモンのミリ残しを削る、スケイルショットガブリアスを強引に突破する、カウンター警戒など役に立った。毎回ウーラオスに電光石火していたが、カウンターは一度もされなかった。便利な技だが、他の技を入れるならここと入れ替えると思う。
とにかく数値が化け物すぎて、Hに振れば硬く平均以上に速い無敵感満載のポケモンであった。このポケモンはそこまで確率勝負を発生させないが、それにもかかわらず使用率1位なのは恐ろしい。
シャンデラ @食べ残し
技 シャドーボール/身代わり/挑発/小さくなる
性格:臆病
特性:貰い火
ステータス:163(220)-**-110-169(28)-111(4)-145(252+)
H: 身代わりと相性の良い16n+3で最大のもの
C: 余り
D: dl調整(努力値4余り)
S: 最速
炎の要素で、好きなポケモン枠。見た目がザシアンに強そうだが、スカーフ持っても最速ザシアンより遅い。この配分でも普通に2回の巨獣斬で倒されることが多い。炎の体で相手ザシアンを燃やすことも考えたが、コンセプトにあるダイマックスなし環境での活路として小さくなるを採用。積んでくるネクロズマや受けループに強くなれることを目指した。毒さえ入れられなければムゲンダイナの炎技は無効、ザシアンの苦手な鋼のテッカグヤなどにも強い。エナジーボールを覚えるので、水地複合も警戒してくれる、などが強み。また、ヒートロトムの鬼火にも後出しが利くので総じてザシアンのサポートに貢献してくれた。
コンセプトを多く満たしており、小さくなるを一度使うと命中は6割になるので、溢れかえる3割勝負よりも分がいいのは自明であった。流石に躱しているだけでは毎回泥仕合になるので、身代わり小さくなるの残りの技枠は耐久パに強い挑発、一貫性の高い削りのシャドーボールで纏めた。やはり回避戦法を取るなら、耐久型にPP勝負を挑まれないようにしたい。炎の渦なども面白そうではあるが、更にTOD向けか。
周りのサポートは精々ガブリアスのS操作くらいだが、このポケモン自体が有利不利をはっきりさせているので、一度積む程度なら難しくはなかった。後は確率勝負をするだけ。
性格:陽気
特性:鮫肌
ステータス:183-157(52)-141(204)-**-105-169(252+)
B: 余り(A特化ウーラオスの暗黒+不意打ち確定耐え、鉢巻暗黒確定耐え)
S: 最速
シャンデラはウーラオスにとても弱いので、安定した引き先が必要。サイクルで逃げられる前に削れるゴツメガブリアスを採用。電気の一貫を切りつつ、高い数値を持っていてサポート性能も十分。
このルールでは、ザシアンの巨獣斬に後出し、こらえて合計3回触らせるプレイングが強力だった。この対面では2連こらえるをして、3割勝負に勝てればザシアンの石化やダルマのつらら落とし圏内に入れることもできるので、コンセプトの確率勝負カードにも適している。オニシズクモなどと違い、こらえる前提のプレイングをされにくいのが強みで、最早押し得であった。2連こらえるや暴風躱しなど3割の神には愛されたが、代わりに岩石封じをよく外していた。
シャークドレイク、見た目はムゲンダイナっぽい。
カプ・レヒレ @混乱実
技 渦潮/ムーンフォース/挑発/自然の怒り
性格:図太い
特性:ミストメイカー
ステータス:176(244)-**-183(252+)-115-150-107(12)
H: 4nかつ最大
B: 特化
S: 余り
前述のシャンデラは受けに強いとは言うが、熱湯で身代わりが割られる都合上水タイプには不安が残るので、耐久水を破壊する渦潮レヒレを採用。抑止力としては十分だったが、基本的にさっさと交代されるので実際に破壊することはなかった。一度だけドヒドイデをキャッチできそうだったが、外す始末。
また、ムゲンダイナ入りに対してはパーティにドラゴン耐性及び状態異常耐性を付与することで、前述のシャンデラがムゲンダイナを起点にしやすくなるというのが非常に大きかった。単純に潤滑油として強すぎるので、普通にウーラオス対策としても活躍していた。
ゴリランダー @突撃チョッキ
技 グラススライダー/はたきおとす/とんぼ返り/ドレインパンチ
性格:意地っ張り
特性:グラスメイカー
ステータス:177(12)-194(252+)-111(4)-**-112(172)-114(68)
有名な調整
カイオーガ・黒馬バドレックスがヤバすぎるので採用。汎用性の高さを重視した。この2匹とはそれぞれ一度しか戦ってないので、選出もこの2回くらいだったが、確実に仕事をこなした。ドレインパンチはナットレイ意識でかつ連打しやすさを重視。回復効果のおかげでギリギリ耐えて拾った試合があった。
性格:陽気
特性:五里霧中
AS252 H4
電気サンダーやボルトロス、ザシアンなどをまとめて何とかするポケモン。確率勝負という名の択ゲー製造機である。ムゲンダイナにフレアドライブを撃って交代際のヌケニンを倒すなどむちゃくちゃやってた。なお、前日に逆張りドラフト杯の会議をこなしていたためか、謎に択勝ちを連発していた。ヒートロトム対策で、地震を岩技に変えてもよかったかもしれない。
供養枠
スターミー
熱湯身代わり小さくなる メテオビームor草結び
持ち物及び配分はシャンデラと全く同じ
最初に小さくなる戦法を取っていたポケモン。ネクロズマやムゲンダイナを倒す役割は果たしていたが、挑発による回復阻害ができないので毎回時間を費やすことになっていた。弱くはないはずだが、地面タイプに平気で突っ込まれるくらいには舐められるのでアタッカーで頑張った方が活躍しそう。
鉢巻暗黒強打耐え S+2でスカーフランドロス抜き
メテオドライブ/フォトンゲイザー/龍舞/朝の日差し
ザシアンに強い伝説枠。最初はコスモパワー採用、メテオドライブ1ウェポンで使っていたが、ザシアン環境で鋼の通りがいいはずもなく、2ウェポンにした。普通に強かったが、シャンデラと悪霊地の弱点が重なるので、同時に採用はならなかった。
最終的な形に落ち着いてからは20戦くらいこなし、最終成績は42勝25敗、2322位。
瞬間最高で1980位くらい。破竹の12連勝で一気にかけあがった。
対戦ルールが変わり、更に新作も出るという一つの大きな区切りを前にやりたいことができたのはよかった。この先もガラルには残りつつ、シンオウのポケモンなどが参戦するのを期待したい。
最後に、構築名の元となる FE 蒼炎の軌跡 はFEシリーズで唯一プレイしたことがある作品。他のものも時間があればやってみたい(KONAMI)