【イナスト2013】必殺シュートの威力計算 (3.5) 被SB時の減衰計算

皆さんこんにちは。今回は、シュート技に対するシュートブロックの減衰威力計算式について、活用法を示していく記事となります。新たな情報などが判明したわけではなく、実用性をより高める目的となります。



SBの計算式については、以前の記事で解説しています。

infi-nity.hatenablog.com

公式

ブロック技のトータルパワーをBt,ガードのステータス値G, 必殺技の元の威力をBq, 乱数ボーナスをr(0≦r≦19)、さらに属性相性を加味すると

Bt=G/2+Bq+r+10(Ep+Eh)  とあらわせる。

これを利用して、実践的に役立つ場面を考えてみます。しかし、基本的にこのゲームでSBごと貫通するシーンはそこまで遭遇しないと思います。よって、わざわざ計算せずともSB成功の時点でGKが確定で止めることが大半です。GKの火力もSBの火力も環境クラスであれば十分にあり、単騎のシュートや1チェインなどでは余程嚙みあいが悪くない限り、貫通はまず不可能です。
そうなると、現実的な貫通場面は複数チェインしかありません。そして、そうしたシーンでSBをするキャラも基本的にセンターバックに限られます。現環境は鬼塚がセンター候補最強格で、オーグなども候補に挙がります。彼らの威力指数をベースに、今回も覚えるべき式を提示していきます。なお、乱数は平均を取って9とします。

 

鬼塚のエアーバレットはLv3技で技威力は90、ブロック値は110なので、
Bt(3,S+)=110/2+90+r=145+9=154 となります。これよりパワーの高いシュートに対してはBt/3の減衰になるので、[Bt(3,S+)/3]=51のパワーダウンが期待できます。
属性有利、不利を考えるときは有利不利一つにつき±3してください。

これを利用すると、豪炎寺の複数チェインに対して、鬼塚の減衰+マジン立向居で止める範囲などを求めることもできます。概算すると、豪炎寺のチェインで257以上出た場合、立向居が不利になっていきます。
SBの計算式が役立つシーンは相手のチェインありきなので、細かな想定が必要になりますが、こうした式を考えれば、おのずとセンターのSB役とGKとの相性補完の重要性が見えてきます。千宮路を使うときはジニアスに有利なSB役を中央に添えるなど、工夫が必要となってきます。

最後に、具体的な技による減衰値を書いて終わります。

  • トーブ、風丸のディープジャングルなど
    [Bt(3+,S+)/3]=[164/3]=54

  • ジャパン綱海のディープジャングルなど
    [Bt(3+,S)/3]=[159/3]=53

  • 鬼塚、オーグ、大人佐久間など
    [Bt(3,S+)/3]=[Bt(3+,A+)/3]=[154/3]=51

  • 霧野のラ・フラムなど
    [Bt(3,A+)/3]=[144/3]=48

他は2チェイン貫通などを考慮する場合がレアなので、今回は掲載していません。