【遊戯王マスターデュエル】幻影勇者フェニックス ダイヤtier1 (2/10達成)

当ブログでは割合として非常にレアな、他ゲームについての記事です。マスターデュエルにおいて、幻影騎士団を主軸としたデッキでダイヤ1到達できたので、デッキの内容を振り返る記事です。以下常態。

 

【デッキの構築経緯など】
せーにんの冒険記 遊戯王ARC-V 第7話「反逆の逆鱗ダーク ...

サイバードラゴン→電脳堺→勇者電脳と来て、電脳堺王‐VFDが禁止になったのを受けて勇者を扱える次のデッキを探し、ハリファイバーは所持していなかったので、それでも組める幻影勇者を構築。勇者やデスフェニが規制されながらも、ティアースケイルが早々と規制解除され、DC等のイベントも含めメインのデッキとして現在まで活躍中。

【デッキ構成・基本展開】

Lv3モンスターを並べてケルビーニを経由し、幻影、勇者両方の展開を伸ばす。最後に余ったモンスターでアナコンダ→デスフェニも出す。最大展開は、ティアースケイル+サイレントブーツ(いずれか増援でも可)+旅路のコストの三枚から行える。基本展開の詳細や、明らかに採用必須なカードについては説明を省く。


テーマ採用カード


ここまででデッキは23枚、デッキに眠っていてほしいカードも多いので、若干の水増しを許容するとして、ここから必須の汎用枠+汎用カードでデッキを完成させる。

【必須カード(汎用)】
【モンスターカード採用理由】
  • 増殖するG 3枚
    サイバース系やアダマシアなど、展開デッキが増えたので再びフル投入した。

  • 灰流うらら 3枚
    このデッキは増殖するGは明確な弱点であり、3枚投入確定。

  • ドロール&ロックバード 1枚
    サイバースデッキやふわんだりぃず、烙印にも刺さることが多く、またこのデッキも勇者展開が止められるので抹殺用も兼ねて採用。G対策もできなくはない。スロットに余裕はないので、1枚積み。 

  • サイコトラッカー 1枚
    LV3を特殊召喚できるギミックで、幻影カードと重ねて引ければ強い。召喚条件が重ね引きに対応していないので、1枚採用。

  • サイコウィールダー 1枚
    このデッキにおいては、採用理由も役割もトラッカーと同じ。
  • 屋敷わらし 1枚
    楽天市場】屋敷わらし (遊戯王)(シークレットレア ...
    烙印が減って一度外したが、斬機超階乗やルーンの泉に刺さるので再び採用。デッキ枠に余裕はないので、1枚。

 

【魔法罠】

  • 墓穴の指名者、抹殺の指名者 
    G対策筆頭、その他誘発ケアで最大限投入。墓穴はこのデッキに致命的なロンギヌスやアトラクターを止める数少ない手段。抹殺は、一度だけアラメシアの儀を止めて勝った試合がある。

  • ハーピィの羽箒
    バック破壊用で最も癖がないので、採用。

  • コズミック・サイクロン 1枚
    環境トップのルーンや、墓地効果持ちの夢の街などに強いので採用。羽箒を抜いて、代わりにこちらを2枚入れるのもありだったかもしれないが、アナコンダと合わせるとライフ消費が馬鹿にならないので敬遠。

  • 禁じられた一滴 2枚
    手札コストにしやすい幻影デッキでは採用しやすいが、デッキスロットと重ね引き等を考慮して2枚に抑えた。完璧な手札であれば問題ないが、2枚初動が基本のデッキなので要求値が高く、代わりに誘発を入れる方針にした。

  • 金満で謙虚な壺 1枚
    事故率が高いこのデッキにおいては、無理をしてでも入れたい枠。三次元で強かったデッキ、大体このカード3積みしてた説。

  • 拮抗勝負 1枚
    羽箒を打ちたい相手への第二の羽箒。罠型デッキが仮想敵。

  • レッド・リブート 1枚
    罠デッキに刺さるのは勿論、先攻でも無限抱擁を止めることができる。(その場合、伏せられたカードはデスフェニで破壊すればいい)このデッキは抹殺の指名者で無限抱擁を止められないので、その役割を担っている。環境では後攻を取ると超階乗や夢の街など、永続罠以外にも強い罠が構えられることが多いので、ダイヤ帯から新たに使用した。スロットに余裕があれば、2枚採用も考えた。
【エクストラデッキ】
  • 転生炎獣アルミラージリンク・スパイダー
    アルミラージは幻影1枚からデスフェニに繋ぐルートでしか基本使わない。リンクスパイダーは勇者トークンを変換する場合もあり、更なるリンク召喚に繋げるのでデスフェニ不採用の場合でも重要。

  • 捕食植物ヴェルテ・アナコンダ
    ディバインと引き換えに新たな世界線を歩む蛇。ロングゲームになると、デストロイフェニックスガイの強さが際立つので、多少不安定になっても採用したい。

  • 空海竜リヴァイエール
    幻影のフィールドから離れた際の除外を踏み倒しつつ、アナコンダに繋ぐことができる。帰還させるモンスターは幻影ならば墓地リソースの回復に、水遣いならばアラメシアの儀の再回収ができる。枠がギリギリなので1枚採用。

  • 幻影騎士団ブレイクソード 2枚
    先攻展開し、墓地に構えることでバルディッシュの追加妨害ができる。2ターン目以降に使う展開ならば、1キルルートも狙える。よって、2枚採用。

  • D-HERO デストロイフェニックスガイ
    中期戦を有利に進めることができ、D‐HEROの墓地効果アドバンテージも貯める凄まじいカード。事故札を増やしハイリスクだが、リターンを重く見て採用に踏み切った。

  • 彼岸の黒天使ケルビーニ
    コストが目的。ティアースケイル1枚初動の場合、勇者にアクセスできないので、3ターン目以降に2枚目が欲しいことはあったが、余裕はないので1枚。

  • 暗影の闇霊使いダルク
    烙印対面やミラーマッチで猛威を振るうが、アナコンダ使用後、盤面が埋まりそうな場合に束ねる役だけでも強い。バルディッシュにEXゾーンを占領されると、効果が使えない。

  • 幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ
    先攻展開の他、後攻でも展開しつつ制圧返しする際に使用する。かなりのパワーを持っているので、リンク素材にできないのもやむなしである。

  • トロイメア・ユニコーン
    破壊耐性を貫通できるデッキバウンスを持つが、効果を使わずにアクセスの中継地点となることも多かった。それも大きな採用理由ではある。

  • アクセスコード・トーカー
    リンクモンスターは大半が闇属性であり、効果を何発も打てない場合もあるが、完全耐性モンスターなどへの回答の1つとして採用。現状、入れ替えるならユニコーンアクセスの2枚。

  • レイダーズ・ナイト、アークリベリオン・エクシーズ・ドラゴン
    1キルセットであり、幻影騎士団デッキを使う最大の理由。アーゼウスセットを使うデッキも多いが、リンクを主体とすることも多く、エクシーズでバトルするなら1キルまで踏み切ればいいと考えての採用。一滴採用の理由にもなる。

  • ヴァレルソード・ドラゴン
    もう一つの1キル要員。勇者トークン+2回攻撃で8000丁度削ることができるので、採用。

【歴戦のカード】

諸事情により消えたカードたち。

  • 緊急テレポート、未界域のジャッカロープ、ツチノコ、SRベイゴマックス、タケトンボーグ、デスガイド、彼岸
    いわゆる3軸用のカードだが、テレポートは枠がなく断念。SRセットは、幻影が絡まないケルビーニ展開になってしまうorニビル直撃なので敬遠。彼岸やデスガイドは勇者と相性が悪く、彼岸もまた事故札であり、更に生成ポイントのこともあり回避は必然。未界域は恐らくもっとも適しているが、誘発が捨てられていくのが耐えられなかったので断念。

  • ツインツイスター
    メインフェイズ限定の罠や速攻魔法に強いものの、コズミックサイクロンが環境的に強く、スロットの競合により泣く泣く外した。

  • 無限抱擁
    先手後手問わず強いカードだが、ブリガンダインの条件に引っかかる上、霧剣と役目が被ることもあって不採用となった。また、後攻がGを強硬突破しに来た場合、旅路や霧剣が邪魔で発動できない場面も多かった。

  • ライトニング・ストーム
    旅路や霧剣の影響が大きく、拮抗勝負と違い破壊耐性で逃げられることから不採用。

  • 幽鬼うさぎ
    ふわんだりぃずやリンクデッキに強いが、ルーン対面でフギンに止められ続けたので仕方なく外した。

  • 原始生命態ニビル
    刺さるデッキを選ぶ上、対策もされる場合も多いので割り切って不採用とした。

  • 幻影翼
    墓地蘇生ができるので、霧剣を1枚温存できるが早期決着の場合が多く、また霧剣と違い、これ以上素引きの弱い札を増やすことはできず、不採用。

    EXデッキ
  • 未来龍王セット
    リヴァイエール2枚採用することで召喚可能だが、モンスター効果無効は過剰、墓地リソースやフリーチェーンでの妨害を重視してデストロイフェニックスガイ採用に落ち着いた、

  • ダウナードアーゼウスセット
    リベリオンの項目の通り。

  • サロスエレスクルヌギアス

    無敵コックで詰んだ試合が1度あったので、採用も考えたが他は何とかなりそうだったので対策を切った。

【弱いところ】

  • とにかく事故が発生する
    勇者フェニックスありきのデッキなので仕方ないが。また、流石に環境には一歩劣る都合、最大展開でない妥協の勇者又はデスフェニのみの盤面も実質事故で負けるに等しい場合がある。

  • 勇者スケアクローに対し、優れた部分が分からない
    余り知識がないが、ケルビーニや勇者、アナコンダで現在戦うデッキであり、リンク1や自己SSの下級が多くいることから、概ね上位互換と考える。流石に先攻で回れば勝てるが。もっと言えば、多少方向性こそ違えど斬機勇者なども幻影勇者より安定した動きをしてそうである。

  • ルーンが厳しい
    出張セットが多く、墓地効果も使うことから非常に厄介な相手。岩戸に黙らされることで、後攻からでも安定しない。

【余談】

幻影霧剣の裁定によると、斬機ダイアによる効果無効を幻影霧剣は突破して無効にできる。これにより、ラプラシアンなどの効果を完封でき、思わぬ形で有利が取れた。

アニメでもダークリベリオンは好きなモンスターで、MDでもすっかり1番手のデッキとなったので、順当にダイヤ1を達成できたのは嬉しい。スプライトが来れば展開デッキの風当たりが強くなり、グリフォンアナコンダもいつ消えるか分からず、ましてこの先はもっととんでもない集団がいることから寿命は怪しく、今のうちに力を示せたので良かったと思う。